内臓の疲れから起こる身体の歪み


肩こりや腰痛でいらっしゃった方に、調整中や終わったあと

 『最近は肝臓がお疲れのようですね…』とお伝えすると、

 『お酒は飲んでないですけどね…』と返す方が多くいらっしゃいます。

 実際に内臓が疲れる事で肩こりや腰痛が起こるのか?と

 疑問をもつ方もいらっしゃると思います。

 

例えば肝臓が疲れると内臓の働きを高める迷走神経(肝臓だと特に左側)が

 緊張します。迷走神経は脳から出て首を通って腹腔へ入っていくので、

 神経の緊張と共に首から背中の筋肉(胸鎖乳突筋や僧帽筋、菱形筋)も

 硬くなってきます。

 これは均整法ではタテ型の肩こりとして分類されます。

 また肝臓内の血流も滞るので肝臓自体が重くなり、上半身は背骨ごと

 右側へ引っ張られるので重心が右側へ強く掛かり、

 右の腰の筋肉(大腰筋)が硬くなります。

 

これは内臓の疲れから起こる症状の一つになります。

 もちろん肝臓に限らず、全ての臓器は自律神経の作用によって機能しています。

 血圧や血糖のコントロールや胃腸の蠕動運動、婦人科系のリズムなども

 自律神経が各臓器のアクセルやブレーキとなって作用しています。

 お仕事でストレス過多な環境に身体を置いたり、生活のリズムの乱れから

 睡眠・運動不足やお酒の飲み過ぎ、過食による栄養の摂りすぎは

自律神経のバランスを乱し、 内臓の慢性的な疲労を起こす原因となります。